一時期前日比で+80%以上!?話題の【リップル】今後の見通しは?

一時期前日比で+80%以上!?話題の【リップル】今後の見通しは?

近年、日本では投資に関する興味を持つ人が増え、国内でもNISAや投資信託など資産を増やすための動きが見られています。その中でも、ビットコインやイーサリアムなどの「仮想通貨」での投資が注目を浴びていますよね。

その仮想通貨の中で今話題となっているのが「リップル」ではないでしょうか。今回は、リップルについてのおさらいや、価格の変動、今後の展開予想などをご紹介していきたいと思います。

リップルについて

リップルは、これまでにも数々の話題を起こしてきましたが、今年に入ってから一時期は前日比+80%以上まで価格が上昇し、かなりの話題となりました。その後も、「リップル 今後」などの検索ワードが飛び交うほど注目を集めました。そんな「リップル」について基本的な情報をおさらいしていきたいと思います。

リップルとは?

リップルは歴史ある仮想通貨で、リップルの基礎が開発されたのは2004年とされていて、本格的に仮想通貨として運営が開始されたのは2013年となっています。リップルは、国際送金の課題を解決することが目的で開発され、

  • 送金にかかる時間
  • 手数料

これらの課題を解決し、海外への送金や異なる暗号資産への送金が、従来と比べてかなり容易になり、送金のシンプル化を可能にしました。

リップルとXRPの違いとは?

日本でも「リップル」と呼ばれている暗号資産ですが、厳密に言うと暗号資産での呼び名は「リップル」ではなく、「XRP」となっています。実際の取引所では「リップル」という表記は存在しないため、注意が必要です。ネット上でのサイトや記事などでも「リップル(XRP)」という記載の方法が用いられているのは、このことからだと思いますので、セットで覚えておくと良いかもしれませんね。

リップル 価格の動向

一時前日比が+80%になったことで注目を浴びるようになったリップルですが、ここまでの価格が急上昇した要因として一番大きな理由は、「SEC訴訟問題」ではないでしょうか。2020年に米証券取引委員会(SEC)によって、「有価証券」であると判断し、未登録証券を販売したとして提訴されましたが、今年の7月13日に、リップル側が一部勝訴したことを受け、価格が急上昇したのではないかという見方が強いようです。

リップル 今後について

これからの動向が気になるリップル 今後について、多くの仮想通貨の専門サイトや記事では、長期的に見て価格が上昇するのではという予想が多いようです。その背景には、

  • 国際送金としての利便性への注目
  • 大手金融機関との提携
  • 大手企業との提携
  • リップルの機能性向上の見込み

などが挙げられています。その反面、「SEC訴訟問題」も一部勝訴となっているので、今後の動向も視野に入れておく必要があります。また、リップルは「ビットコイン」などの分散型システムとは異なり、リップル社が管理する中央集権型のため、管理者の方針やシステムなどに左右される恐れもありますので、リップル社の動向や、訴訟問題についても公式サイトやツイッターなどの情報をチェックしておくことをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか。今回はリップルの基礎、今後の動向についてご紹介しました。SEC訴訟問題に一部勝訴し、価格が急上昇したことで注目を集めたリップル。今後の見通しとして、各メディアでも上昇するのではという見方が強いようですが、今後の動向次第では価格が下降する恐れもあるので、リップルに関する情報を随時チェックして、動向を見逃さないようにしておく必要がありそうです。