今や多くの投資家が投資している仮想通貨。最近ではメルカリでもBTC(ビットコイン)が購入できるようになり、投資家以外の一般人でも目にするぐらい仮想通貨はメジャーとなってきています。2023年8月、そんな仮想通貨業界全体で仮想通貨が暴落したことをご存じでしょうか。「2023年8月に起きた仮想通貨 暴落について教えて欲しい」「何で仮想通貨 暴落したの?」といった疑問を持った方に向けて、この記事では
- 2023年8月に仮想通貨 暴落について
- 仮想通貨 暴落の原因とは?
について解説していきます。この記事を読むことで2023年8月に起きた「仮想通貨 暴落」についてわかります。是非、最後まで読んでみてください。
2023年8月に仮想通貨 暴落について
2023年8月17日から18日にかけて、仮想通貨が大きく下落する事象が発生しました。BTCは、8月17日時点では4273821円あった価値が3748751円まで暴落しています。また、8月18日21時30分頃には、わずか10分間で8%以上下落したことが記録されています。この暴落によって、仮想通貨市場全体が大きく揺らぎ、多くの投資家が頭を悩ましていました。
仮想通貨 暴落の原因とは?
仮想通貨が暴落した原因として、以下3つの事象が絡んだことによって急落の原因となったのではないかと言われています。
- スペースXがBTC保有分を売却
- 中国の大手不動産の破産
- 金利上昇の懸念
- 大手保有者(クジラ)が売却に流れた
それぞれ解説していきます。
スペースXがBTC保有分を売却
市場アナリストのジョシュ・ギルバード氏がBTC急落の原因として、スペースXがBTC保有分の3億7300万ドル相当を売却したことを挙げています。「イーロンマスクのような大きな影響力を持った人物がBTCを売却することで、下落圧力がかかった」と語られています。
金利上昇の懸念
ギルバード氏は、FRB(アメリカ連邦準備制度理事会)からの金利引き上げ観測によって市場全体の急速な変化が理由の1つと語っています。ギルバード氏は「金利が高止まりする予測と世界市場やリスク資産での弱さを考慮した結果が価格引き下げの原因になった。BTCは過去1ヶ月で上昇が見られず、資産を押し上げる「良いニュース」が少ないことから、下落を強めることになった」と話しています。
中国の大手不動産の破産
中国の大手不動産「恒大集団」の破産によって、中国人民元を切り下げるリスクがBTC相場の下落した原因の1つとして働いた可能性があると、マトリックスポート調査部門の責任者マーカス・ティールソン氏は主張しています。ティーレン氏は「2007年以降、最弱の水準で取引きしている中国民元切り下げの可能性が最大のマクロリスクだ」と話しています。
大手保有者(クジラ)が売却に流れた
匿名のデリバティブトレーダーは、コインテレグラフにて「大きな売り圧が発生したため急落が起きた。大手保有者が目的を撤退した結果、大きな動きとなった」と語っています。また、SECが下落直後にイーサリアム先物ETFを承認するという予測報道によって大手保有者がBTCを売却し「イーサリアムを購入するための連鎖が発生した可能性」があると話しています。
まとめ
今回は、2023年8月に起きた仮想通貨 暴落について解説しました。様々な要因が重なって暴落が発生した仮想通貨ですが、現在は落ち着きを取り戻しつつあり、徐々に価値も上昇している状態です。また、BTCは半減期も近いことから、一度下がった価値も時間をかけて取り戻していくのではないかと思います。今回の下落をうけて、今後の仮想通貨がどのように取り戻していくのか注目していきましょう。