「仮想通貨で決済ができる」と聞いて、皆さんはどのような感想をもたれるでしょう。
「仮想通貨で決済?仮想通貨持ってないし決済できる店もないし関係ないな」
「そんなの使う人いないでしょ」
こんな風に思われてる方が大半ではないでしょうか。しかし、世界に目を向けると実は仮想通貨への関心はまるで違います。「知らない」なら学べばいいですが、「知る気がない」は近い将来必ず取り残されます。
今回は、仮想通貨決済を導入したスイスの事例を参考に今後の在り方を考えるきっかけになる記事にしようと思います。
【仮想通貨 決済】スイスのマックで導入!
『スイス・ルガーノ市のマクドナルド「仮想通貨決済」に対応|BTCなど3銘柄』の記事によると、スイス・ルガーノ市のマクドナルドで仮想通貨による決済が可能になったとのことです。
ボラティリティの高さから中々決済手段として普及しずらい仮想通貨ですが、世界的に展開しているマクドナルドで決済手段としての導入が決まり大きな話題を呼びました。また、今後も仮想通貨の利用可能店舗は拡大予定のようです。
スイスのマックで利用可能の3銘柄
先述した記事内でも触れられていた、マクドナルドで利用できる仮想通貨の銘柄は市独自のステーブルコイン「LVGA」や「BTC(ビットコイン)」、「USDT(テザー)」の3種類です。それぞれ、どのような仮想通貨なのか解説します。
①LVGA
LVGAとは、スイスフラン連動のステーブルコインです。ステーブルコインは、価格変動が激しい仮想通貨の中において価格が常に安定している仮想通貨のことを指します。BTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)、XRP(リップル)など変動性のある資産とは異なり、米ドルに裏付けられその価値($1)を保つことが目的とされています。
通貨にはこういった安定性が非常に重要なため、安定性、米ドルに価値を裏付けされたLVGAは事実上の法定通貨にすると22年3月に報道されています。
②BTC(ビットコイン)
BTC(ビットコイン)は、ブロックチェーン技術を用いた初めての仮想通貨です。その特徴は通貨を発行・保証する中央での管理者がいないことです。
皆さんが利用する「円」は日本銀行が発行し、その価値を保証しています。しかし、BTCにはそれがありません。そのため円では1ドル=100円のときもあれば1ドル=110円のときもありますが、1BTCは世界のどこでも1BTCなのです。
③USDT(テザー)
USTD(テザー)は、価格が1ドルと連動しているステーブルコインのことです。世界での基軸通貨としてのドルと連動していると言うことは、価格の安定性、信頼性としても非常に高いわけです。そのため、LVGAと同様にスイス・ルガーノ市において法定通貨となることが報道されています。
ビットコイン 暴落の過去
先述したLVGAとUSTDはステーブルコインとして価格の安定性を保っていますが、BTC(ビットコイン)はそうではありません。
確かに初めての仮想通貨として知名度・人気ともに非常に高く、その他の仮想通貨と比べれば安定しているように見えます。しかし、実際に今年2022年は暴落の年でした。アメリカの金融政策やウクライナ情勢など様々な要因からその他の仮想通貨を巻き込む形で暴落しました。ビットコインには知名度・人気の反面、こういったデメリットも存在することは押さえておきましょう。
仮想通貨デビューに最適!?楽天 ビットコイン
日本ではまだまだ普及が進んでいない仮想通貨ですが、先述したスイスの事例からも近い将来決済手段としての仮想通貨が一般化しているかもしれません。そういった未来に取り残されないよう、仮想通貨デビューしたい方はどのようにして始めれば良いのでしょうか。
その一つの手段として「楽天ウォレット」があります。楽天ウォレットは、楽天グループの仮想通貨取引サービスで初心者の方でもスマホで簡単にビットコインなどの取引が可能です。一番の魅力は楽天ポイントを仮想通貨に交換できることです。なので初心者の方の心理的ハードルも低く、非常に始めやすいのです。
仮想通貨をご検討の方は、楽天ウォレットをご利用してみてはいかがでしょうか。
最後に
日本ではようやくキャッシュレスが「馴染んできたかな〜?」といった具合で「仮想通貨で決済なんてやらないでしょ」と他人事にしている方がほとんどでしょう。しかし、世界では仮想通貨に対する見方は全く違います。
もちろん始めるかどうかは個人の自由ですが、この記事が皆さんの先を考えるきっかけになれば幸いです。