スポーツ特化型NFTマーケットプレイス「DAZN MOMENTS」の特徴は?

スポーツ特化型NFTマーケットプレイス「DAZN MOMENTS」の特徴は?

皆さんは「DAZN MOMENTS」をご存知でしょうか。スポーツをこよなく愛する方々ならわかるかもしれませんが、そうではない方にはいまいちピンと来ないでしょう。しかし、そんなことでは時代に取り残されます。なぜ取り残されるかはこの記事をご覧いただければ分かります。今回は「DAZN MOMENTS」について解説を進めていきます。

<スポーツ特化型NFTマーケットプレイス「DAZN MOMENTS」とは

DAZN MOMENTS(ダゾーンモーメンツ)とは、スポーツ特化型動画配信サービスの「DAZN」と「mixi」などコミュニケーションサービスを幅広く提供する「MIXI(ミクシイ)」が共同で運営するNFTマーケットプレイスです。様々なスポーツのスーパープレーやメモリアルシーンを動画(映像)のNFTコンテンツとして提供しています。本サービスは2022年3月24日に開始され、第1弾としてサッカージャンルでJリーグ公式試合映像をNFTコンテンツとした「DAZN J.LEAGUE MOMENTS」を展開しました。

参照: 『DAZN MOMENTS(ダゾーンモーメンツ)』

NFTコンテンツに欠かせないブロックチェーン技術は、DapperLabs社が提供するFlowブロックチェーンが採用されています。また、2022年12月には新たに「Base Ball Moments」としてプロ野球のジャンルが追加されました。「Base Ball Moments」第1弾NFTの抽選購入の申込は、12月23日9時59分59秒に締め切りとなっていました。「Base Ball Moments」ではプロ野球球団12球団の内「読売ジャイアンツ」が採択されており、2022年の各選手の名プレー場面を静止画のNFTで再現したコレクション「YOMIURI GIANTS 2022 SEASON」として販売されました。「YOMIURI GIANTS 2022 SEASON」には16種類のNFTが販売されており、原辰徳監督・坂本勇人選手・丸佳浩選手など豪華ラインナップで提供されています。

「DAZN MOMENTS」の特徴

「DAZN MOMENTS」で展開されているNFTコレクションのジャンルはスポーツがメインです。現在は「サッカー」と「野球」のみですが、「DAZN社」の提供する動画配信サービスがサッカー、野球のみならず、テニス・モータースポーツなど幅広く配信していることから今後もNFTコレクションのジャンルは増えていくことが予想されます。また、扱われるNFTコンテンツは、「25〜45秒前後の試合映像」「クラブロゴ」「ゴールやドリブル、セーブなどのシーンのジャンル」といった情報をまとめたmp4ファイル形式の動画となっています。また、それぞれのNFTコンテンツにはレアリティが設定されており、レアリティに応じて販売数量や販売価格が異なります。これらのNFTコンテンツはダウンロードすることは出来ないのでNFTコンテンツを楽しむ場合はネット環境が必須となります。

NFTマーケットプレイス とは

「DAZN MOMENTS」についての理解は深まったものの、そもそものNFTマーケットプレイスに関して疑問を抱いてる方も少なくないでしょう。NFTマーケットプレイスとはNFTと呼ばれる非代替トークンを取引できるプラットフォームのことを指します。今では一般ユーザーも気軽に出品できる取引所もありますが、その一方で「DAZN MOMENTS」のようなスポーツ、音楽やアートなどに特化したマーケットプレイスもあります。そして取引のできるプラットフォームは年々増えており、「DAZN社」「MIXI(ミクシイ)」のように続々と新規企業が参入しています。

NFTとは

NFTマーケットプレイスで取引されるNFTとは、直訳すると非代替トークンと呼ばれます。非代替、つまり替えが効かないということで、偽造や改ざんが難しいブロックチェーン技術によって、デジタルデータに固有(唯一無二)の価値を付与できるようになりました。これにより、NFTマーケットプレイスといった取引所で売買が可能となったのです。

最後に

いかがでしたでしょうか。ブロックチェーン技術もどんどん応用され、テレビの中だけで楽しんでいたスポーツ中継が今ではスーパープレー集として販売されたりしているのです。「DAZN MOMENTS」はもちろん、今後のNFTの発展にも期待が集まります。